待望のリリースを果たしたスマートフォン向けゲーム『クリスタルオブアトラン』。高精細なグラフィックや緻密に作り込まれた世界観、更にはユーチューブなどを活用したりXなどをうまく活用して広告宣伝を行い注目を集めた本作ですが、実際にプレイを始めたユーザー中には早期に引退してしまう方も多いようです。
操作の自動化ができない
その理由のひとつが、「操作の自動化ができないことによる手間の多さ」。多くのスマホゲームでは、オートプレイ機能や簡易操作によって、空き時間や移動中でも気軽にプレイできるよう設計されています。しかし『クリスタルオブアトラン』では、手動での操作を求められる場面が多く、進行や戦闘にも細かな手動操作が必要です。
ライトに楽しみたい層には微妙だったか
特に問題視されているのが、「ライトに楽しみたい層」に対する配慮の欠如です。スマホゲームのプレイヤーの多くは、仕事や学校、家事の合間にプレイする“カジュアルゲーマー”。そうした層にとって、ある程度画面に張り付いて操作を続けなければならないゲームデザインは大きな負担となり、「思っていたよりも手間がかかる」と感じる人が続出しています。
SNS上でも、「手間がかかるからログインすらする気が起きなくなった」「戦闘が手動で面倒すぎる」「もうちょっと気軽にできると思ってた」といった声が見られ、リリースから間もないにもかかわらず、早期にゲームを離れるユーザーが相次いでいる状況です。
グラフィックや演出面では高い評価を受けているだけに、この“プレイの煩雑さ”という課題をどう乗り越えるかが、今後のユーザー維持にとって大きなカギとなりそうです。
新規参入も多いのでしばらくは安泰
とはいえ、現在でもXでの宣伝などを頑張っているので新規は集まってきているように思われます。そのため、多少操作に手間がかかっても楽しめればいいという人がたくさん集まれば、かなり良い感じになっていきそうだなと思います。